おんちゃまセットの内容更新と試験操業について
2014.09.29 カテゴリ:ブログ,相馬はらがま朝市クラブ
こんばんは。本日は、お得でボリューム満点の人気商品「おんちゃまセット」の商品内容が更新されましたのでご案内させていただきます。
秋は美味しいニュースが豊富で嬉しい限りです。
おんちゃまセットとは、震災後から地域支援を行ってきた、相馬はらがま朝市クラブの代表で魚屋の経営者でもある“相馬のおんちゃま”こと、高橋永真さんがセレクトした海産物の詰合せです。試験操業で漁獲された海産物を扱っており、漁獲や在庫の関係で相馬市外、福島県外の海の幸もセットに含まれることが多かったのですが、今回はオール相馬産! しかもすべて無添加! 相馬の海産物の本来の美味しさをお楽しみいただけるセット内容となっております。
セット内容は以下の通りです。
・真カレイ切り身(200g)×2P
・しらす干し(60g)×4P
・沖つぶ剥き身(200g)×2P
・カナガシラ ムニエル用(180g)×2P
・真アジ開き 一夜干し(320g)×2P
お写真はこちら↓
いかがでしょうか、このボリューム! 浜の男の豪快さが感じられる内容で、お値段も3,500円とおトクです。
ただ、「太っ腹だけどちょっと多い……」「ちょっと冷蔵庫に入らなそう……」という声もちらほら頂戴しており、ハーフセットもご用意し始めました。ハーフセットには各1P(しらす干しは2P)が入っており、お値段は2,000円です。
冒頭でも触れましたが、本商品は、試験操業漁獲の海産物の詰め合わせです。そのため、在庫が不安定であり、ご案内している内容が変動する場合もございますこと、ご了承いただけますと幸いです。
ここで少し、試験操業に関して触れさせていただきます。まず、試験操業とはどういうものなのか、福島県漁業協同組合連合会の試験操業のウェブサイトの説明を引用させていただきます。
福島県の沿岸漁業及び底びき網漁業は、原発事故の影響により操業自粛を余儀なくされています。
このような中、福島県による1万件を超えるモニタリングの結果から安全が確認されている魚種もあります。このような魚種に限定し、小規模な操業と販売を試験的に行い、出荷先での評価を調査して、福島県の漁業再開に向けた基礎情報を得るために「試験操業」を行っています。
平成26年8月28日現在で51種類を対象にしています。
販売される漁獲物は福島県漁連が中心となり、放射性物質の検査を行っています。
このように、原発事故の影響で本格操業ができない現状の中、決められた日に、決められた魚種を漁獲する漁業を試験的に行っているのです。そのため、漁は毎日行っているわけではありません。対象魚種も限定されていますが、震災後は3種類であったのが、今年の8/28までに51種類と徐々に増えてきています。
さて、水揚げされた魚介は毎回放射性物質の検査を実施しています。国の食品安全基準値が100Bq/kgであるのに対し、福島県では自主規制により、50Bq/kg以下のものを出荷しています。このような自主規制を設けていますが、実際出荷されている魚介は、機器が検出できる限界値未満のもの、つまり「不検出」という結果のものがほとんどを占めています。
魚種別の検査結果に関しては、福島県漁業協同組合連合会の試験操業のウェブサイトで公表されていますので、そちらもご覧ください。
今回の「おんちゃまセット」に含まれている魚介についても、放射性物質の検査において、すべて不検出という結果がでております。詳しくは、商品ページをご確認ください。
高橋さんは「ホンモノじゃないとダメ」といつも口にします。そして本当に美味しいものだけを届けられるよう、日々商品開発に試行錯誤しています。ホンモノにこだわる高橋さんがセレクト、加工した、海の幸の詰め合わせを、ぜひ、お試しください。
商品ページはこちらから→おんちゃまセット 第8弾