ルミネ×相馬本家:ルミネの社員食堂に相馬の食が並びました。
「産地支援」「地域共生」「復興支援」をテーマに、日本の文化を発信するルミネのプロジェクト「ココルミネ」。東京在住の方の中には、実店舗でこの企画を目にされた方もいるのではないでしょうか。この「ココルミネ」の社内向けの企画として、ルミネさんでは、東北の食を取り入れた社員食堂メニューを提供しています。10月10日(金)、そのメニューに、相馬の市街地に本店を構える町のお肉屋さん「鳥久精肉店」の相馬牛ジューシーメンチが採用されました。
相馬牛は、相馬市内の生産農家が育てたA5ランクの黒毛和牛のこと。中々知られていませんが、福島県のブランド牛「福島牛」の中でも良質な牛肉です。放射性物質に関してご心配なされる方もいらっしゃるかと思いますが、福島牛は❝徹底した安全管理体制のもとで飼育されており、また、すべての牛を対象に放射性物質検査を受けて❞います(JA全農福島)。
ココルミネとの接点を作ってくださったのは、東北の食文化を発信されているソウルオブ東北の三本さんです。ご自身の商談の際に、福島の県産品も紹介してくださいました。そうして生まれた接点から、実際に我々スタッフも東京に足を運び、ココルミネのご担当者とお会いし、福島の工芸や食をご紹介することができました。7月の末のことです。
そこで、食であれば❝社員食堂に取り入れられるかも❞とご提案をいただき、今回の社員食堂メニューの実現に至りました。
相馬牛ジューシーメンチが並んだのは、ルミネの旗艦店である新宿店のルミネ1・ルミネ2。ルミネ1では完売となり、2つの施設を合わせて約200食を販売していただきました。
社員食堂のご担当者からいただいたメールの文中には
❝通常の社食の人気メニューでも200食以上出ることは稀であるため、
価格が少し高いという懸念事項もございましたが、
「美味しそう!」という反応が非常に多く、大好評を頂くことができました。❞
というご感想が。実際メールを読むのはドキドキでしたが、ほっとしましたし、嬉しかったです。
震災を受けた地に関する様々な単語に対して、未だネガティブな意見が伴う現状であるなか、「美味しそう」という感想をいただけたことは有難いことです。そして、実際に相当数の実績が生まれたということは、それが震災の文脈があるからという一方で、美味しさで勝負することができたという自信につながりましたし、美味しく安全なものが選ばれるのだということを再認識することができました。
ともに東北の食を伝える仲間の心遣いで、東北に目を向けてくださる方々の想いでつながった今回の企画。これを受け、タテ・ヨコ・ナナメにさらに接点を広げられるよう、頑張らねばという気持ちにさせられました。改めて。
相馬本家では、一般の方々だけではなく、業務用の商材のご相談も行っておりますので、お気軽にお問い合わせいただけますと幸いです。
■お問い合わせ:https://www.soma-brand.jp/contact/
■鳥久精肉店の店内の様子
福島県相馬市にある鳥久精肉店。昭和27年創業。ブランド牛である福島牛の中でも、相馬の生産農家が育てたA5ランクの黒毛和牛「相馬牛」を取り扱っています。 相馬牛のコラーゲンが豊富なジューシーメンチも高い評価をいただいています。 【鳥久精肉店公式ウェブサイト】 http://www.soma.or.jp/~torikyu/ 【商品販売サイト】 https://www.soma-brand.jp/category/businessoperators/torikyuseinikuten/ #theta360 – Spherical Image – RICOH THETA